by ol-_-ol-3-3-3
震災を忘れない2012 冬 ③【宮城】
 
 
 
 
  12月17日 ---- 気仙沼市内の小学校と幼稚園で演奏 ----
 
 
 
 
  午前中に2ステージ。子どもたちの前で演奏です!
  
  いつも気仙沼でのスケジュールを組み立ててくださる

  田口さん、高崎ママに感謝です。
 
  
 
 
  まずは気仙沼市内にある水梨小学校で演奏させていただきました。 
  
  私の演奏会というよりかは

  生徒たちに色々な楽器を触ってほしかったので

  レインスティック、チャフ、バードコール、

  ブブセラ、ホースホルンなどの体験試奏会みたいにしました。
   

 
  もちろんアルプホルンも。
 
  全校34名という小さな学校。

  全員に体験してもらう事が出来て、アルプホルンが喜んでいました。

  みんな上手に音を鳴らしていました!
 
 
 
 

  演奏を終えて、すぐに愛耕幼稚園へ移動。
 
  キリスト教の幼稚園。

  なんと今回は教会での演奏になりました! わぁぁぁ〜.+☆。
   
 
  

 
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  フレンチホルンの音と一緒に

  みんなの元気な歌声が教会に響きわたりました。
   
  アルプホルンでは『がんばれガンバレー』って

  みんな元気な声で応援してくれました。

    

  中には、ホルンの音色でスヤスヤ眠ってしまった子も(笑)
  
  色々な反応が見られ、すご~く楽しい空間でした!
  
 
  

 
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  震災の被害に合った子どもたちも居たようです。
 
 

  今回、小学生や園児、たくさんの子を見ていて思った事があります。
  
  子どもって強いよね。

  まっすぐ前を見て笑って生きているよ。
 
  泣いて落ち込んでばかりいるのは大人のほうなのかもしれない。
  

 
  そんな事を感じた演奏会でした。


 
 
 
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  お昼からは、高崎ママさんに気仙沼市内を案内していただきました。
 
  

  まず、安波山(あんばさん)の山頂へ。

  市内が綺麗に見渡せる場所なんだけど

  港のほうは震災で流されて何も無くなってしまっているのが

  はっきりわかりました・・・。
 
 
  

  それから鹿折(ししおり)地区へ。

  今年の春に来た時は、まだガレキの山があって、それが茶色だったのを覚えています。

  なぜここの地区だけガレキが茶色なのか。

  それは火災が酷かった場所だからです。
 
  

  今は片づけられていて、ほぼ更地状態なのですが

  その中にかなり目をひく巨大な物体が…。
   
  流れ着いてしまった『第十八共徳丸』です。 

  こちらは、残す残さないで様々な意見が出ているようです。



  震災を忘れないように残したい!という意見もあるようですが

  この船が、家や町を破壊していく様子を

  高台の上から眺めていた方々もおられるのです。
  


  残す。残さない。取り壊す。取り壊さないで!

  被災地には、このような場所や建物が あちらこちらにあります。
    
  

  ただ私には、この船が泣いているようしか見えませんでした。

  真正面から縦に見ると、きちんと目があって

  そこから涙を流しているんです。

  『ボクは何故ここにいるの?』と泣きながら訴えかけてきました。
  
  今日も『撮影の際には配慮して・・・』という看板と共に

  船はあの場所で泣いています。

 
 
 
  海の側の消えてしまった町に立つと

  激しい風の音が、いつもキャーキャーという悲鳴の音に聞こえます。
  
  地盤沈下で海面もかなり近くて怖いんだ。
 
   
 
 
  夜は、お世話になっている玉谷さんと居酒屋へ。

  いつも気仙沼での出来事をメールしてくださる方です。

  話しながら、笑ったり泣いたりをたくさん繰り返しました。
  
 
 
  私は何でこんなに気仙沼へ行くんだろうか。

  被災された方々に、自分の演奏で笑顔になってほしいとか なんとか かんとか・・・

  それも勿論あるのだけれど

  なんか、単にそれだけじゃないんだよ。
 
  上手く言えないんだけども、震災の事もあるんだけども・・・

  そこの土地が好きで、住んでいる人が大好きだから!

  何回も行っているんだな〜と実感したの。
   
 

  そして前回までは

  私が行く度に、被災地の皆さんにお世話になりっぱなしで

  逆に悪いし申し訳ないし・・・という複雑な気持ちばかりあったのですが

  今回 皆さんとお話する中で

  皆さんがやってくださる事を素直にありがとうって思うこと、

  そして、それを言葉で伝えること、

  お互いがアリガトウの気持ち。素敵。それでいいんだ・・・と思うようになった。
  
  これからも、どんどん皆さんに会いに行きたいな〜!と思います。
 
 
 
  もちろん被災地の今をしっかり見て聞いて

  それを帰ってから伝えるというのも私の役目なので

  これからも演奏の時に報告していきます。
 
 
 
 
  

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気仙沼のゆるキャラ『ホヤぼーや』のバス。
 
 
 
 
  
by ol-_-ol-3-3-3 | 2012-12-21 00:34 | ・演奏 ─ 震災を忘れない
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蔵田亜由美の音楽活動ブログです。フレンチホルンとアルプホルンを吹きます。フリーで活動中。病院、施設、飲食店、イベントステージなどに出演しています。